2009年11月02日

010:街 (寺田ゆたか)  


四十年(よそとせ)を過ごせし街に住む人のやさしさ知りぬ見舞ふ言葉に


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009:ふわふわ (寺田ゆたか)


病む妹(いも)のふはふは声で願ふこと梅園のあんみつ一口欲しと


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008:飾 (寺田ゆたか)


病床を飾る一輪挿し破(や)れぬ 不吉な予感胸をつと刺す




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007:ランチ (寺田ゆたか)


川に沿ひ紅き薔薇咲く亭(あづまや)のランチの皿の白きを想ふ


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006:水玉 (寺田ゆたか)


点滴の小さき水玉きらめいていのちをつなぐ宝石となる




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005:調 (寺田ゆたか)

友の弾くショパンの調べ聴きながら逝きたきものと病みびとは言ふ

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004:ひだまり (寺田ゆたか)

赤白のポリアンサスの小さき鉢ベッドで見えるひだまりに置く


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003:助 (寺田ゆたか)

介助されようやく舐めた一匙のアイスクリーム唇(くち)より垂れる
タグ:題詠blog2009
posted by 素浪人Joe at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 09年題詠100首 | 更新情報をチェックする

002:一日 (寺田ゆたか)


あとひと日一日たてば誕生日 生きよ一日さらに一年

posted by 素浪人Joe at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 09年題詠100首 | 更新情報をチェックする

001:笑 (寺田ゆたか)


微笑みが消えて幾日経つだらう死の近きこと察しゐる妻

posted by 素浪人Joe at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 09年題詠100首 | 更新情報をチェックする
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